ひとりあそび
僕は海が好きだ。
ただビーチに座っているのも好きだし、釣りをするのも、魚料理を作るのも、食べるのも好き。
シュノーケルやマリンスポーツは最近あんまりしてないからそろそろ行きたいな。
天気のいい日はふらっとビーチまでいって、陽が沈むのをゆっくり眺めたりする。
気分がいいとギターやウクレレを持っていって、一人で歌ってるときもある。
写真を撮ってinstagramにアップすることはあるけど、たまにはゆっくり、僕の遊びを書いてみようと思う。
最近はだいぶあったかくなってきたし、海に繰り出したいけど今日は雨。
家でゆっくり釣りの仕掛けを作る。
僕の家からは釣り具屋さんより海の方が近いので、自分で作ってしまうことが多いのだ。
楽しいしね。
中通しタイプのオモリに、赤のラメ入りマニキュアで塗装する。
針と、仕掛け用の糸に、
細い糸を巻きつけて接着剤で補強する。
塗装したオモリと、ビーズを通して完成。
岩場やテトラポッドの隙間にいる魚を狙うための仕掛け、その名も"ブラクリ"だ。
ビーズは、光を反射して魚を誘ってくれる。
そうこうしている間に雨が止んだので、釣りにいくことにした。
さっき作ったブラクリはまだ塗装や接着剤が乾ききっていないので、前に作ってあった分を持っていく。
僕の愛車・ZOOMERを数分走らせて到着。かわいいでしょ。
大事にしているバイクのことを、よく"愛馬"なんて言ったりするけれど、僕のZOOMERはむしろ"愛犬"って感じがする。
今日持ってきたロッドは、TURING MONKEYの鱒レンジャー。
価格は安いし名前はダサいけど、短くてよくしなる独特な設計で、面白いから僕のお気に入りのロッド。
(釣り好きのみんなへ。リールはPRO MARINEのSPIN THUNDERの1000番。友達に貸す用に買ったお気楽タックル。ちなみにラインはフロロの4号。)
エサは、朝ごはんの残りの釜揚げシラスを冷凍保存しておいたもの。
意外かもしれないけど、ハゼにはすごく効くエサなのだ。
仕掛けは遠くに投げるわけではなく、狙うのは足元の石と石の隙間。
いろんな穴に仕掛けを落とし込んでみて、狭い隙間に潜んでいる魚を探っていく。
探り始めて2分ほど。
竿先にコツンッとアタリがあった直後、そのままググーっと引き込まれて…
釣れた!
やったーー
ドロメ、という種類のハゼ。
名前はなんだか綺麗な響きではないけれど、上品で淡白な白身で、とっても美味しい魚。
目的の魚を早速ゲット。
その後も、缶コーヒーを飲んだり猫をなでたりしながらのんびり釣りを続けていると、気づけば夕暮れ時。
夕陽が海に沈んでいく時間は、どうしてもロマンチック。
すごく綺麗で、心地よくて、一人でゆっくり楽しみたいような、誰かと共有したいような、不思議な気持ちになる。
昼過ぎまで雨が降ってたのに、いつの間にかすっかり晴れちゃった。
街の中に暮らしていても、こうして綺麗な景色と心地いい時間が過ごせるから、自然と遊ぶのはやめられない。
その後も何匹か追加したあと、使ったロッドを写真に収めて今日の釣りはおしまい。
家に帰って、新鮮な魚を捌いて天ぷらに。
写真撮るの忘れてほとんど食べちゃって、残ってたのを慌てて撮った。
天ぷらは揚げたてがなにより美味しいから、しょうがないじゃんね。
おいしく食べて、楽しい1日はおしまい。
友達と楽しくする釣りも最高に楽しいし、急に思い立ってふらっといく一人の時間もすごく好き。
久しぶりにブログを書いてみたけど、自分一人だけの遊びを、言葉にして誰かに伝えるのはやっぱり楽しい。
自分のペースでゆっくり続けてみようかなあ。
ない言語で書かれた詩
こんにちは。
晴れない日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
僕はというと、先日、外出先で時間を持て余していて、ビニール傘を差しながらふらふらと時間を潰していました。
靴にも水が浸みてきてなんだか心地悪いし、時間もすごく無駄にしているような気がして鬱屈した気分。
逃げこむように本屋に入っても、僕が望むより数℃高く設定された暖房がどこか落ち着けなくて、好きな雑誌を数分眺めて出てきてしまいました。
こんなどうしようもない日、どう過ごすのがいいんだろう。
駅前の雑踏を眺めながらぼーっと考えていたとき、ふと思い立ちました。
短歌だ!
いい感じに情景を詠んだ短歌だ!
雨もまた、いとおかし、だ!
途端に、雨もなんだか良いものに思えてきて、さっそく五・七・五・七・七のリズムで和歌を詠んでみることにしました。
…とはいうものの、僕には別段、短歌の素養はありません。
前に見たテレビ番組で、俳句の先生が出演者の作品をズバズバと添削していて、どんどん繰り出される指摘に、「なるほど〜」と思うと同時に「難しすぎるな」と思った記憶があります。
なんだか難しそう。
でもやりたい。
いとおかし、したい。
ごちゃごちゃっとなったままとりあえず詠んでみることにしました。
そのときの僕の作品がこちらです。
つい、ない言語で詠みたくなってしまいました。
何かと奇を衒いたくなる性分が災いした結果です。
ハッシュタグもつけましたが、いいねは0件でした。
スモークされた夜
こんにちは。
レモンを持ちながら失礼します。
先日、友人たちと3人で燻製祭りをしました。
燻製祭りとは、燻製の祭りのことです。
燻製は意外とお手軽で、スモークされた食品のウマさからは想像できないほど、簡単に作ることができます。
まず、スモークウッドという、木屑をギュッとしたような棒にバーナーで火をつけて…
網に乗せた食材と…
スモークウッドを入れて、ダンボールを閉じたら…
待つだけ!
テンションが上がりすぎたのか、友人はエアギターに熱中してしまいました。
段ボールの中で食材たちがモクモクとスモークされているあいだ、炭火でいろいろな食材を焼くことに。
まさに今が旬のイワシ!そしてネギも欠かせません。
立ちのぼってくるおいしそうな香りに、焼いている友人もこの表情。
脂ののったイワシのあまりのおいしさに、彼もなんとかエアギターをやめることができました。
黒焦げになった一番外側の皮をぺろりと剥がして食べる、アツアツとろとろのネギは絶品です。
ちなみに、右側に見えているマックフライポテトの炭火焼きは、事前の予想に反してなかなかのウマさを誇り、意外にも好評でした。
肝心のスモークはというと、この自家製ビーフジャーキーが最高においしかったです。
その後も、エアギターに没頭する友人を横目に、
いろんなうまいやつを食べたり
友人たちをアーティスト写真風に撮影したりしていた頃、
出火しました。
せっかく火事になったので、さつまいもを投げ込み、焼き芋を作ることに。
ちょうど陽も沈み、静かな川面に反射する光を眺めながら食べる焼き芋は格別でした。
このとき、僕は先陣を切って食べていたので、
「焼き芋めっちゃおいしいよ!」
と友人にあげようとすると、
エアギターをしていました。
彼は焼き芋が好きではないそうです。
すっかり暗くなり、持ち寄った食材も完食したので火を囲っていると、
友人は、死神に変化して揺れていました。
揺れる火を見つめながら3人でサライを合唱していると、彼は突然立ち上がって火の中へ歩いていき
さよなら、と告げた彼の肉体は足元からスーッと消滅し、
残されたマスクだけが煙を上げて燃えていました。
…僕たちをスモークするように。
サクラ吹雪の サライの空へ
いつか帰る いつか帰る
きっと帰るから
最強のペット
突然ですが、みなさんはペットを飼っていますか?
犬、猫、鳥など、人気のペットはたくさんいますが、ペットが禁止のマンションも多く、飼いたいのに飼えない、という人も多いと思います。
そんなみなさんに激烈にオススメしたいのが、
エビです。
この時点で「気持ち悪っ」と思った方は、小さきものを愛でる心を持たないサイコパスのまま生きていってもらうとして、水槽ひとつ設置すれば気軽に飼うことのできるエビはペットとして大変魅力的です。
今回はそんなエビたちの、見る者を狂わせるほどの魅力をお伝えしていこうと思います。
エビの魅力① 殺し合いをしない
いきなり物騒な話になってしまいました。
とはいえ、水槽の魚が喧嘩をしてしまうのは実際によくある問題で、多くのアクアリスト*達を悩ませています。(*水槽で生き物を飼うことを趣味とする人のことをこう呼びます。かっこいいので。)
以前僕がシグリッドという魚を飼っていたときは、ほんの少し体の大きい者が小さな者を追い回し、噛みつき、ヒレを噛みちぎり、息絶えた後も屍をついばみ、終いには水槽の底に白い骨だけが沈んでいました。やばすぎる。
"癒し"の代名詞とも言える水槽に「殺し合い」という言葉が出てしまっては元も子もありません。
それに引き換え、エビはなんと温厚なことでしょうか。
特にヌマエビという種類は、ハサミも非常に小さく草食なので、安心して眺めることができます。
エビの魅力② 飼いやすい
エビはなんと言っても、飼いやすいです。
ヌマエビは基本的には草食なため、(僕はあげていますが)餌を与えなくても水草や水槽内に生えたコケを勝手に食べて生きていきます。
そして、それは同時に水槽の掃除にもなるため一石二鳥。
少し水質に敏感なところもありますが、マニュアル通りに水槽をセッティングすれば失敗することはなかなかありません。
自堕落な生活を送り、生乾き臭のする服を着て、汚い床にポテチのゴミを踏みつけながらカップ麺をすすっている、画面の前のズボラなあなたでも簡単に飼育することができます。
エビの魅力③ かわいい
そう!
エビはなんといってもかわいい!!!!
餌をつかんで小さな手を動かしながらつむつむと食べる仕草は、何時間でも飽きずに眺めてしまいます。
僕は、こちらの粒状の餌をあげています。
ワイングラスに入れている意味は特にありません。
手が当たっただけで倒れそうになるし、上からホコリが入るため板状のもので蓋をしなくてはいけません。
めちゃくちゃ面倒臭いので、避けた方が賢明です。
ここまで、エビの魅力を3つ紹介してきましたが、実はもう一つ、とんでもない魅力を秘めています。
正直、ここからが本番です。
エビの魅力㊙︎ 繁殖
なんと、エビは水槽内で繁殖させることができるんです!!!!!
僕の飼育しているミナミヌマエビというエビは、水槽内で産卵し、殖やすことができます。
僕の水槽の中にも、現在卵を抱えている母エビがいます。
現在3匹のお母さんエビがいるのですが、卵に新鮮な水を当ててあげるために、いつもお腹の足を動かして水を送っています。
早く産まれないかな〜と心待ちにしていたのですが、ついに先日、僕の水槽の中で新たな命が誕生しました!!!
わかりましたか?
右のほうで餌を持っているエビではありません。
正解はここです。
小さいですね。
ここにもいました。
ここです。
どんどん見つかります。
ここです。
ちなみにエビの右上の茶色いのはシジミです。
こちらもかわいいですね。
水槽の中ではたくさんの稚エビが生まれていたのですが、数が多いのとあまりに小さいのとで、何匹いるのかは把握できていません。
生まれたエビはこれからどんどん成長し、2、3ヶ月程で成熟し卵を産めるようになるのでとても楽しみです。
おわりに
この記事を読みながら、ついつい画像を保存してしまったあなたは、もうエビの魅力から逃れることはできません。
みなさんも、仕事や勉強に追われる乾燥した日々に、エビという癒しを取り入れてみてはいかがでしょうか。
それでは僕はこの辺で、
失礼します。
はじめます
はじめまして。土井祥平です。
普段はギターを弾いたりパソコンで曲を作ったりして、歌っています。
ブログを始めよう、と急に思い立ちまして、こうして一つ目の記事を書いています。
中学くらいからテキストサイトが好きだったこと、"ライター"という肩書きに異常に憧れていることなど、動機はたくさんあるのですが、多趣味でなんでもやりたがりな僕のいろんな遊びをまとめられる軸のようなものがあればいいな、と思ったのが主な目的です。
デジタルネイティブな僕は20世紀のギリギリ1998年に生まれて、0歳にしてWINDOWS95でブラウザゲームに興じ、小学校に上がると面白フラッシュを嗜み、アメーバピグやニコッとタウンでソーシャルネットワークの味を覚え、小6の夏にはTwitterアカウントを取得しガシガシつぶやいていました。
ちなみに、スマホを手にしたのは小6の冬。
中学では2ちゃんねるに毒されかけ、高校時代にはTwitterとInstagramの二本柱で生活し、今ではカフェでコーヒーを片手にMacBookのキーボードを叩く立派な大学生に成長しました。
最近の僕はというと、音楽をやりながら、tumblrをかじったり、YouTube上で旅動画を始めたら第2回の投稿を待たずして相方に「やめるわ」と言われたりして生活しています。
そんな遊びたちを成仏させるべく、日記の形で書き記していこうと思います。
観たい番組が始まるので、そろそろ失礼します。
追記
ブログを開設するのは人生で5回目です。続くといいな。